海外の金融機関に米ドルで預金した場合、法的な管轄はどうなりますか?
海外の金融機関に預けた米ドル預金は、通常、シティバンクやJPモルガン・チェースなど、米国内の銀行に開設されている米ドルのコルレス口座(Correspondent Account)を通じて管理されています。
ただし、預金先となる金融機関が所在する国・地域(たとえば香港やシンガポールなど)の金融監督法令や規制が優先して適用されます。
したがって、たとえ米ドル建てであっても、預金が香港で行われた場合には香港の法律および監督機関の管轄下にあり、日本や米国の税務当局が直接アクセスすることはできません。
そのため、海外の金融機関に米ドルを預ける際には、
- 預金者保護制度の有無
- 現地の金融監督体制
- 預け先銀行の信用力・財務健全性
などを事前に確認しておくことが大切です。